電子ブックFussa Craft Vol.3 小売・飲食業編 page 42/84

電子ブックFussa Craft Vol.3 小売・飲食業編

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電子ブックFussa Craft Vol.3 小売・飲食業編

40福生エリアうなぎの味ではどこにも負けないうなぎ、どじょう、天ぷら、各種宴会もう一度来てもらえる味を橋戸兼司店主ち。川魚料理専門の調理師会に入り、職人として都内や全国各地の店で腕を振るった。33歳のときに独立し、福生に店を構えた。店名は、師匠の店の名から「扇」を取って名付けた。福生の地を気に入り、「もう一度来てもらえる味を提供したい」と話す。「今後も体が続くかぎりやっていきたい。日本料理の職人をしている息子が、将来この店を継いでくれたらうれしい」とほほ笑んだ。大阪府出身。中学卒業後、15歳で上京し、池袋のうなぎ専門店で修行を始めた。「作ったものが残って返ってきたときは、一回自分が食べて味を確かめろとよく師匠に言われた」。その言葉は、今も教訓になっている。厳しい修行を経て、職人として一本立会社データ事業所名/うな扇代表者名/橋戸兼司住所/福生市本町19TEL/042‐551‐6465営業時間/午前11時~午後9時定休日/木曜日駐車場/ありうな扇「うなぎの味では、どこにも負けないと思っている」という橋戸兼司店主が、都内のうなぎ専門店から独立し、昭和52年に福生に店を構えた。自慢の蒲焼きは「さっぱりしていて飽きのこない味」が特徴。「うな扇」に行くのを楽しみに福生を訪れるという常連客も多い、うなぎ料理の名店だ。都内の専門問屋から仕入れる上質で新鮮な国産うなぎを使った蒲焼きは、白焼き後に15分?20分ほどじっくりと蒸す。創業以来35年継ぎ足している秘伝の特製タレに浸し、「口の中でとろっととろけるよう」丹精込めて焼き上げる。「注文を受けてから蒸すので、お客様には待ってもらう分、美味しいものを食べていただきたい」と女将さんは笑顔で話す。うなぎのほか、どじょう柳川、う巻き、うざく、天ぷらといった一品料理の数々も人気で、宴会にも対応する。「国産のいい素材を、今までの自分の技術で最高に生かして、お客様に美味しかったよと言ってもらえるように」と、料理人一筋に歩んできた橋戸店主が腕を振るう。MAP34