電子ブックFussa Craft Vol.3 小売・飲食業編 page 29/84

電子ブックFussa Craft Vol.3 小売・飲食業編

このページは 電子ブックFussa Craft Vol.3 小売・飲食業編 の電子ブックに掲載されている29ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
電子ブックFussa Craft Vol.3 小売・飲食業編

27福生エリアカリカリ、モチモチの天ぷら50年継ぎ足す自慢のタレそば、うどん、天丼、かつ丼など地元に愛される店へ原田隆広代表が、大変さはなく、その腕をメニューの幅広さに活かすなど、街の愛される大衆そば屋への自負は高い。365日料理を作り続ける毎日。休みに外出しても、そば屋など気になるお店に入り、食べ歩くこともしばしば。来店者の目線に立ち、満足してもらえる店作りを忘れない。味を変えず、先代のまま続けていきたいと調理場に立つ。気楽に入れて、くつろげる。地元に愛される店が願いだ。群馬県出身。中学生のころから料理をすることが好きで、高校で調理師免許、短大で栄養士の資格を取得し、料理人の道へ。事業所の食堂や病院での栄養士と調理師経験を経て、結婚後に妻の実家を継いだ。大量調理から、個別へと変わった会社データ事業所名/徳寿代表者名/原田隆広住所/福生市福生866TEL/042‐551‐0627営業時間/午前11時~午後8時定休日/水曜日駐車場/あり徳寿昭和38年に創業した「徳寿」は現在、娘婿の原田隆広代表を中心に家族で店を営んでいる。創業から50年継ぎ足し使われているタレを使った天丼と天ぷらが評判。濃い目で甘いタレに、こぼれそうな大ぶりのエビが特徴で、その味を求めて通う常連客も多い。「なるべく多く提供したいと思って」と、メニューはそば、うどん、丼もの、セットメニューと常時50種類を用意している。一番のこだわりは、天ぷらの衣。時間が経っても溶き立てのようにするため、粉の配分を試行錯誤で編み出し、外はカリカリ、中はもっちりした独特の食感に。天ぷらと天丼の衣は薄さを変える手の入れようだ。地元を中心に出前が8割を占めるのも特徴。そのため、そばは伸びないようコシの強い麺を毎朝製造。高齢者などへは少量でも配達する気配りで、メニューには栄養士の資格を持つ原田代表らしく、カロリー表示がある。「美味しかった、また来ますと言われるのが何よりうれしい」。腕を振るう楽しみが、毎日を彩っている。MAP21