電子ブックFussa Craft Vol.2 サービス業編

電子ブックFussa Craft Vol.2 サービス業編 page 47/68

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45熊川エリア楽しい書道で楽しい字を書道教室夢かなった日展入選木村 紅美代表「書けたほうがいい」と勧められたことがきっかけとなって再び書道の道へ。手本を臨書するなど修練の日々が続いたが、父からは「プロに....

45熊川エリア楽しい書道で楽しい字を書道教室夢かなった日展入選木村 紅美代表「書けたほうがいい」と勧められたことがきっかけとなって再び書道の道へ。手本を臨書するなど修練の日々が続いたが、父からは「プロになるためにはいつか自分の作品を表現できるようにならなければならない」と言われていたという。平成元年には初めて日展への入選を果たした。「福生に文化を根付かせることが目標。今まで培ってきたものを地域のために役立てたいですね」と話していた。日野市出身。父は画家の齊藤紅一という芸術一家に育った。弟も女子美大の名誉教授を務めている。小学生のときに書道を習った経験があるが、その後、百貨店に勤めていた際に進物の熨斗(のし)紙に名前を書く機会があり、職場の先輩から会社データ事業所名/紅琳書道会代表者名/木村紅美住  所/福生市熊川975T E L/042‐551‐6146営業時間/午後1時~午後7時定休日/月曜、火曜、木曜、金曜、日曜日駐車場/あり紅琳書道会昭和50年に設立。自宅隣接の教室には18人が学べるスペースを確保し、小・中学生から80歳代まで幅広い年齢層の生徒が通っている。「とにかく楽しく書くことが大切。そうすれば字にも楽しさが表れるんです」と話すのは、日展での入選歴も持つ指導者の木村紅美代表。教室では筆の持ち方や点画の書き方、手本の臨書など基本練習を徹底させ、自身の作品を書けるように指導していく。福生市の文化祭や市内プチギャラリーでの作品展など、発表の場も用意している。立地のよさから小学生は二小、三小、五小、七小と広い地域から生徒が集まっている。一方、退職してから書道を始める人もいるが、木村代表は「書道はいつ始めても遅いということはない」と話す。「年配の人から作品を褒められると、子どもたちもやる気が出て上達するんです。私が褒めるより嬉しいのではないのでしょうか」と笑う。稽古は、本人の都合と集中力が続くまで、稽古時間内で自由に学べる。入会随時。MAP38