電子ブックFussa Craft Vol.2 サービス業編 page 30/68

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28創業85年誠実な写真館記念写真・証明写真撮影、写真複写・復元良い表情を引き出したい河方　一浩さん的な知識や技術を身に付けた。その後、府中市内の写真館での修行を経て、現在に至る。目まぐるしく変わっていく....

28創業85年誠実な写真館記念写真・証明写真撮影、写真複写・復元良い表情を引き出したい河方　一浩さん的な知識や技術を身に付けた。その後、府中市内の写真館での修行を経て、現在に至る。目まぐるしく変わっていく業界のなかで、「１００年企業」を目指して奮闘し、「これからは人にできないことをやっていかなければ」と気を引き締める毎日。「私たちはお金を頂いて写真を撮るプロ。お客様の良い表情を引き出し、記念になる写真を撮っていきたいです」と話していた。福生出身。「継ぐつもりはなかった」と、今では笑って振り返るが、３代目として家業を継ぐ決心をしたのが高校３年生のときだ。卒業後、写真専門の短大に進学し、専門学校に入学。２年間、週５日学校に通い、カメラ漬けの日々を送り、専門会社データ事業所名／カワカタ写真館代表者名／河方四郎住　　所／福生市本町19-4河方ビル102Ｔ Ｅ Ｌ／０４２‐５５１‐０３５７営業時間／平日午前９時～午後７時土日午前９時～午後６時定休日／水曜日駐車場／ありカワカタ写真館創業した照雄さんは、新しいものが好きなハイカラな人だったという。一枚一枚を大切に撮影する誠実な仕事ぶりで創業85年を迎えた老舗だ。デジタルカメラの普及により、現在では誰でも気軽に写真を撮影できるようになった。しかし、お宮参りや七五三、入学・卒業式、成人式など人生の節目では、写真館に足を運び、撮影する人も多い。３代目の河方一浩さんは、「何十年後にも大切にしてもらえる写真を撮りたいです」と話す。なかには、毎年の結婚記念日ごとに来店する常連客もいる。「初めはお二人でしたが、そのうちお子さんも産まれて、だんだん成長して。何度も撮影に来てくれることが、一番うれしいですね」と笑顔で話していた。リピーターが多いのは、誠実な仕事が評価されている証拠だ。また、写真の複写・復元も手掛けている。パソコンを使った技術も導入しているため、原画を痛めずに復元できる。MAP22福生エリア昭和の初め、現代表である河方四郎さんの父・照雄さんが創業。まだ、カメラを持っている人が少なかった時代に