電子ブックFussa Craft Vol.2 サービス業編

電子ブックFussa Craft Vol.2 サービス業編 page 28/68

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26福生エリア環境に優しいドイツ式を導入クリーニング業100年続く企業を森田 治男社長況が変化する中、68歳の時に東京クリーニング学校に入学し、学び直した経験も。目標は「100年続く企業」で、「その時も、ま....

26福生エリア環境に優しいドイツ式を導入クリーニング業100年続く企業を森田 治男社長況が変化する中、68歳の時に東京クリーニング学校に入学し、学び直した経験も。目標は「100年続く企業」で、「その時も、まだ現役でいるかもしれません」と話す。凝り性なのは趣味にも及び、50歳ごろから写真サークルを運営。撮影した写真を和紙に印刷する技術を開発するほどのこだわりだ。もちろん、レンズはドイツ製だが、「車は高くてドイツ製は買えませんけどね」と笑顔を見せていた。福生出身。桐朋中から都立第二商業高に進み、80年以上続く家業の「3代目」として商業の基礎を学んできた。現在は、市内に3店舗を経営し、「仕事が楽しい」と語る。服の素材が多様化するなどクリーニングを取り巻く状会社データ事業所名/クリーニングサービスアスナロ代表者名/森田治男住  所/福生市本町105T E L/042‐553‐0273営業時間/午前9時~午後6時30分定休日/無休駐車場/ありH  P/http://fussa.co.jp/Fshops/014asunaro/014top.htmクリーニングサービスアスナロ手間暇を掛け、かつ環境に優しいクリーニングを実現したい―。昭和3年に創業した老舗店のアスナロは、環境問題に厳しいドイツからクリーニングマイスターを招き技術指導を受けるなど、質の高いサービス提供を心掛けている。「クリーニング業を営む者として、環境に配慮しなければ」と、ドイツの洗剤を使い、廃液対策に取り組む。また、トンネルフィニッシャー(しわ伸ばし)などの機械もドイツ製。設備費はかさみ、手間も掛かるが、仕上がりは良く、「すべては顧客満足のため」と話す森田治男社長。なぜ、そこまで顧客満足にこだわるのか。それは、かつて業務効率を追求すぎて、「仕事が雑になった」と指摘されたことがあるからだ。現在では、ワイシャツの襟を整える機械もドイツ製を導入し、ソフトでいて、しっかりした仕上がりを実現するなど、上質なサービスを提供している。店舗はデザイナーに依頼して設計。広々とした店内は顧客がくつろげて、「また来たい」と思える空間となっている。MAP20