電子ブックFussa Craft Vol.2 サービス業編 page 27/68

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25福生エリア家族の希望を最優先に誠意ある対応を葬儀、仏壇、提灯、花環、七夕用品巡り合いを大切にしたい島田　豊社長する仕事。長年の経験と知識を生かし、遺族の要望に添えた瞬間が何より嬉しい瞬間だという。そ....

25福生エリア家族の希望を最優先に誠意ある対応を葬儀、仏壇、提灯、花環、七夕用品巡り合いを大切にしたい島田　豊社長する仕事。長年の経験と知識を生かし、遺族の要望に添えた瞬間が何より嬉しい瞬間だという。その反面、人の死に立ち会う度に「常に俺でいいのか」と問いかける毎日。また「問い続けなくては成長がない」とも。自身の生き方さえも問われる現場を走り回る毎日。それでも「より多くの人と巡り合いお手伝いさせてもらえたら」と話す。信頼が一朝一夕でないことを知っているからこその、仕事へのこだわりと愛情だ。特殊な仕事のため、家業を理解できなかった幼少期もあったが、高校生の頃、祖父が遺族らに感謝されている姿を見て「仕事なのに『ありがとう』と言ってもらえるんだ」と感激し、卒業後、父の後を追った。時代とともに様式、価値観が変動会社データ事業所名／（有）島田屋代表者名／島田豊住　　所／福生市本町134Ｔ Ｅ Ｌ／０４２‐５５１‐０２２６Ｆ Ａ Ｘ／０４２‐５５３‐６９５８営業時間／午前９時30分～午後７時（店舗）定休日／なし　　　駐車場／ありＨ 　Ｐ／http://www7b.biglobe.ne.jp/?shimadaya/Eメール／shimadaya@msj.biglobe.ne.jp（有）島田屋や隣組などが行う葬儀に使う道具などを売っていた。島田豊社長で４代目。今では、地域のなくてはならない存在だ。業務は葬儀の施工から仏壇の販売、慶弔用の花環のお届け、福生七夕祭用の飾り商品に祭礼用の提灯販売などを取り扱っている。身内に不幸があった場合は、病院から自宅への搬送も行い、四十九日、一周忌等の法要も希望があれば、手伝ってくれる手厚さだ。「人それぞれ個性があるように、葬儀のスタイルもさまざま」と島田社長が話すように、葬儀の内容は多様化しているが、同社では「一番に家族の希望通りに行う」ことを第一に掲げ、どんな些細なことでも遺族の話を聞きながら進めるのが信条だ。「タブーのようだが、事前に自分たちの葬儀について考えておくことは悪いことではない。気軽にご相談を」と島田社長。家族を考え、最近は相談に来る人も多いという。MAP19 創業は明治中頃。今でこそ「葬祭業」という仕事が認知されているが、昭和30、40年代までは「葬具屋」として、地域