電子ブックFussa Craft Vol.1 住まい・暮らし・ものづくり編 page 54/68

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熊川エリア52住まう人が主人公の家創（造）り建築業、不動産業お客さんの夢のお手伝い渡辺　浩行専務依頼を受けたときだ。「家を建てる工事に計画・設計から立ち会って、初めて俺はこれがやりたかった仕事なんだと思....

熊川エリア52住まう人が主人公の家創（造）り建築業、不動産業お客さんの夢のお手伝い渡辺　浩行専務依頼を受けたときだ。「家を建てる工事に計画・設計から立ち会って、初めて俺はこれがやりたかった仕事なんだと思った」と言い、今まで以上に多くの家を建てる工務店でありたいと、必死で必要な免許を取得し、家創（造）りにとことんこだわってきたという。今でも心がけていることは「夢のお手伝いをしているつもり」とニッコリ。今でもそうきっぱりと言い切る笑顔には、自分だけにしかできない仕事への誇りに満ち溢れている。20代半ばで家業を継ぎ、必死で建築、不動産の免許を取得したが、当時は大手企業の工場のメンテナンスなどが多く、住宅建築はあまり多くなく、工務店でありながら工務店でなかった会社だったと振り返る。転機は仕事を覚えたての頃、初めて新築の会社データ事業所名／（株）渡辺工務店代表者名／渡辺秀之住　　所／福生市熊川377‐1Ｔ Ｅ Ｌ／０４２‐５５１‐１６００Ｆ Ａ Ｘ／０４２‐５５２‐９１５５営業時間／午前８時～午後６時定休日／日曜、祝日Ｈ 　Ｐ／http://www.watanabekoumuten-fussa.jp/事業内容／建築業、不動産業（株）渡辺工務店昭和30年代に材木店としてスタート。材木を売るにはどうしたら良いかと思案し、同時に工務店として歩み始めたのが渡辺工務店の始まりだ。現在では不動産業も行い、事業は住宅の新築・改築と役所や工場、企業の建物メンテナンス工事、大手建設会社の下請けでマンション等の造作部分の工事と三本柱で行っている。「住まう人が主人公の家創（造）り」を掲げ、他とは違うお客さんの立場に立った仕事を掲げるのが、３代目の渡辺浩行専務だ。「建てる側の都合だけではダメ、ましてやデザイン重視の設計だけでもダメ、お客様も加わった三者のコミュニケーションがあってこそ、いい家はできる」と言う。そのため「建売」はやらず、あくまで「売り建て」にこだわる理由がここにある。「個人のライフスタイルや考え方によって、家はいくつもの表情がある」とも。どんなに狭く限られたスペースでも、お客さんの要望を聞き、望みを叶える仕事がこだわりだと渡辺専務は笑顔で語った。家創（造）りにとことんこだわった地域の工務店だからこそ、安心して任せられる。そんな安心感がある。MAP45