電子ブックFussa Craft Vol.1 住まい・暮らし・ものづくり編

電子ブックFussa Craft Vol.1 住まい・暮らし・ものづくり編 page 25/68

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23福生エリア全商品に国産上質豚肉使用進化を続けるこだわり製法ハム製造本場・独での修業を誇りに小林和人社長三代目として大多摩ハムを経営しTOKYO―Xハムやレストラン「シュトゥーベンオータマ」を軌道に乗....

23福生エリア全商品に国産上質豚肉使用進化を続けるこだわり製法ハム製造本場・独での修業を誇りに小林和人社長三代目として大多摩ハムを経営しTOKYO―Xハムやレストラン「シュトゥーベンオータマ」を軌道に乗せる一方、業界では全国のハム組合の理事・十数名に選ばれたひとりとして、上場大手経営者に混じって中小企業を代表する立場で農林水産省の本庁に行って意見を交わす論理派として知られる。横田基地の司令官らと会う機会も増え、今はドイツ語よりも英語が必要との認識で独学。毎年受験する英語検定T OEICは840点を超えた努力の人。一年余りのドイツ・ケルン市における修行時代は厳しい仕事で血尿まで出たが帰国せず、「一度決めたことは必ずやり遂げる根性」を養ったという。親方であるオーバーマイスターからもらった卒業証書「ツェアティフィカート」は今でも親方の写真とともに額に入れて飾ってある。会社データ事業所名/(株)大多摩ハム小林商会代表者名/小林和人住  所/福生市福生785T E L/042‐551‐1321F A X/042‐551‐9409営業時間/午前8時~午後5時定休日/土曜、日曜日H  P/http://www.otama.co.jp/事業内容/ハム製造(株)大多摩ハム小林商会独のマイスター、アウグスト・ローマイヤ氏が日本で本格的にハム製造を開始したのが大正10年。創業者で小林和人社長の祖父である小林次さんが、同氏に見初められ、弟子入りしたのがそもそもの始まりだ。昭和7年、品川に工場を興し独立創業。その後、昭和21年に福生に移転し「大多摩ハム」として出発し、昭和47年には無添加ハム・ソーセージを初めて開発し、販売を開始。現在まで、幅広い商品開発や販路拡大により、多くの人の舌を納得させる商品づくりを行っている。その自慢の商品の売りはなんといっても全商品が国産豚肉を使用し、その中でも厳選した上質の豚肉を原料に使っている点だ。製法は、小林社長が自ら独に単身留学し学んだドイツ式伝統製法。工場内で生産されるハムやソーセージ、ベーコンなど、どれ一つをとっても肉を見極め、「漬け込み」や「燻製」に手間隙かけた愛情溢れる商品だ。平成15年、ブランド豚のTOKYO―Xハムが東京都地域特産品に。平成12年に開店した直営レストラン「シュトゥーベンオータマ」内で直売しているほか、都内大手デパートなどで、職人が丹精込めて作る味を楽しめる。MAP17伝統の直火式スモーク