電子ブックFussa Craft Vol.1 住まい・暮らし・ものづくり編

電子ブックFussa Craft Vol.1 住まい・暮らし・ものづくり編 page 24/68

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22福生エリア自然の美しさを引き出す庭づくり作庭、改庭、庭木剪定、年間管理、構造物(石工、木工、左官工)庭が好きな人とめぐり会いたい品川 一郎さん「美という概念なくしては出来ない仕事。庭づくりは奥深く、....

22福生エリア自然の美しさを引き出す庭づくり作庭、改庭、庭木剪定、年間管理、構造物(石工、木工、左官工)庭が好きな人とめぐり会いたい品川 一郎さん「美という概念なくしては出来ない仕事。庭づくりは奥深く、間口が広い。一人前になるには相当の時間がかかる」。長年経験を積み重ねてきた今でも、試行錯誤を繰り返す日々。「お客さんに教えられることも多い」と、現状に甘んじることはない。「庭や自然が好きな人とめぐり会いたい」。品川さんの庭づくりは、こうした人たちとめぐり会うチャンスでもある。「最終的に福生の街並みに文化の香りと健康美を」。それが品川さんの思いだ。品川さんにとっての庭とは、「時の移ろいを教えてくれる、心休まる空間」。昔から自然が好きだった。品川さんは、福岡県の産。「人に押しつけるのが嫌い」と、朴訥な性格で、「結果がすべて。作ってきたものが語らっている」と作庭職人としての信念を口にする。会社データ事業所名/作庭舎品川ヤード代表者名/品川一郎住  所/福生市福生2219‐11T E L/042‐552‐6648F A X/042‐552‐6724営業時間/午前8時~午後6時定休日/特になし事業内容/作庭、改庭、庭木剪定、年間管理、構造物(石工、木工、左官工)品川ヤード生活空間の一部でもある庭。「植物が持つ優しさと自然の力を、暮らしの場で実感してもらいたい」。季節感を大切にした作庭をはじめ、改庭、年間管理から石工、木工、左官工。施工主の好みと、四季を感じる季節感を大切にした庭づくりが魅力の品川ヤード。20年ほど前に、主幹の品川一郎さんが独立して立ち上げた。「住む人々の目的や嗜好によってさまざまな庭があると同時に、生活や時の流れによって変化していくのも庭」。テーマやスタイル、時期や予算など、何度も打ち合わせを重ね、施工を行う。「庭は、お客さんの生活空間。好みを大切に、お客さんと共に作っていくもの」と品川さん。雑木林と山野草、茶庭から芝生、バラの庭まで和風洋風を問わず、住む人の好みの庭を形にしてきた。石組み、竹垣、ウッドデッキなど、流れの中で必要となった建造物の制作も、石工、木工、左官工の技術で対応する。庭木の手入れなど年間管理も請け負い、自然風を心がけた木の種類や時期に合わせる剪定を得意とする。「木の命は梢にあり。植物も健康であることが第一。人間と同じ」と、自然の美しさを引き出す庭づくりが魅力だ。MAP16