電子ブックFussa Craft Vol.1 住まい・暮らし・ものづくり編 page 18/68

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16福生エリア地域密着企業としての誇りをかけて住宅リフォーム、公共工事、舗装工事他会社作りは人づくり橋本　惠治社長が、この仕事の一番の魅力」と、少年の気持ちの延長のようだと語る。１００年に一度という不況....

16福生エリア地域密着企業としての誇りをかけて住宅リフォーム、公共工事、舗装工事他会社作りは人づくり橋本　惠治社長が、この仕事の一番の魅力」と、少年の気持ちの延長のようだと語る。１００年に一度という不況の荒波に翻弄されつつ、建設業の将来を「公共投資の継続的な削減など、受注環境の変化に長い歴史の中で築いてきた構造を大きく転換する時期に向き合っている」とキッパリ。向かい風だからこそ、帆の張り方一つだと。初代社長として企業理念や事業継承がこれからの課題。「心の相続をしてきたい。会社で一番大切なことは人づくりだと思っていますから」。「この業界の職人を好きになったのが、続けてきた理由かもしれません」。30歳で会社を興し、職人とともに走り抜けてきた。「建設労働者は手に汗したお金で暮している。そんな生き方に共鳴したんです」とほほ笑む。建設はものづくりと同じだという。「作ったものが目に見えて分かるの会社データ事業所名／（株）塩田組代表者名／橋本惠治住　　所／福生市福生2033Ｔ Ｅ Ｌ／０４２‐５５３‐０８０８Ｆ Ａ Ｘ／０４２‐５５３‐０８０１営業時間／午前９時～午後５時定休日／日曜、祝日Ｈ 　Ｐ／http://www.shiodagumi.co.jp/事業内容／住宅リフォーム、公共工事、舗装工事、総合建設業、仮設工事、土工事、コンクリート工事その他／ＩＳＯ９００１取得（株）塩田組「基本に学び社会正義を尊び地域社会から信頼される企業経営」を経営理念に、西多摩の土台を支える建設会社として日夜奔走している。かつては公共事業をメインに行っていたが、現在はビルや戸建ての改築、改修を中心に仕事をシフト。お客さんの満足する質の高いサービス、期待に適合した建設物の提供、快適な生活を提案できる能力といった「顧客満足」を方針としている。最大の売りは、建設業での基本的な職人を抱えている点だ。フットワークよく、すぐに対応できるメリットを活かし、リフォームなどにも力を入れている。昭和53年に橋本惠治社長が営業を開始し、翌年に会社を設立。以来、地元を中心に建築、土木、舗装工事業などを精力的に拡げ、大手建設会社と共に西多摩の発展を下支えしてきた。その確固たる経験と技術は建設業界の新たな時代のスタートと共に、現在の仕事へ確実に継承されている。「地元で仕事をするからには、誠心誠意、質の高いサービスに徹するだけ」と橋本社長。創業から30年が過ぎ、地域密着企業として、自社ならではの道に磨きをかける。MAP10