電子ブックFussa Craft Vol.1 住まい・暮らし・ものづくり編 page 13/68

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11福生エリア自動車部品、建築資材、照明機器づくりに賭ける自動車部品製造、防音壁製造、建築用部材製造、照明機器製造こだわりの先にある確かな品質大須賀　俊治社長増えてきた。誰もが一度は目にしたことのあるよ....

11福生エリア自動車部品、建築資材、照明機器づくりに賭ける自動車部品製造、防音壁製造、建築用部材製造、照明機器製造こだわりの先にある確かな品質大須賀　俊治社長増えてきた。誰もが一度は目にしたことのあるような施設の照明を作ることも多くなってきている。その現場は北海道から沖縄、海外にまで至る。「自分の製品は見たら分かりますね」と笑い、その現場を見て回るのが今の夢だという。「色々なことに挑戦したいが、無造作に手は付けたくない。自動車、建築をメインに今の技術を維持し、品質管理に努めたい」。お客さんを大切に、その先を見据えたものづくりへのこだわりに溢れた笑顔だ。大学の建築科を出て、一旦は設計事務所に就職した。建築をやってきたことが、今の社の発展に生きていると話す。量産の自動車部品に対し、照明機器はいわば一点もの。その精度や品質へのこだわりは誰よりも強い。ここ数年前から光天井を採用する企業等が会社データ事業所名／（株）関東照明代表者名／大須賀俊治住　　所／福生市武蔵野台1‐26‐5Ｔ Ｅ Ｌ／０４２‐５５２‐０１８１Ｆ Ａ Ｘ／０４２‐５５２‐３０６６営業時間／午前８時～午後５時定休日／当社カレンダーによる事業内容／自動車部品製造、防音壁製造建築用部材製造、照明機器製造（株）関東照明自動車部品の金属加工会社として、１か月に20車種の車のシートフレームを製造している傍ら、現在は高速道路などの防音パネルや建築資材として鉄鋼製の外壁パネルも手がける。また、照明機器の分野にも、そのノウハウを活かし進出。天井全体が光に覆われる光天井の製造では、病院やホテル、記念館など日本各所で使用されている。毎月、１万個以上の車輌用シートのフレームを作る。「自動車部品は量産、一度決まれば同じものを作る。しかし、品質を常に一定に保つことが難しいんですよ」と、話すのは３代目の大須賀俊治社長。この品質にとことんこだわりぬいて今の高い評価がある。その培った品質加工技術は、建築や照明の製造に確実に活かされている。どちらも完成品を製品として納入する。製品を直接設置しにいくわけでないからこそ、精度には気をつかう。設計者の意を汲み正確な製品を完成させる。照明機器や建築用資材は、日本でも有名な建物だけでなく、世界にも進出している。「表舞台には出ない、職人的な仕事だが、品質には自信と誇りを持っています」と大須賀社長は笑顔で話していた。MAP5一般住宅光天井使用例