電子ブックFussa Craft Vol.1 住まい・暮らし・ものづくり編

電子ブックFussa Craft Vol.1 住まい・暮らし・ものづくり編 page 10/68

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人目を引くデザイン性にこだわる看板製作、施工仕事で大事なのは時間の管理岩崎 澄雄社長んだ。42歳のときに独立し、妻の実家のある福生へと移り住んで店舗を構えた。この道30年が過ぎた今。子どものころからものづ....

人目を引くデザイン性にこだわる看板製作、施工仕事で大事なのは時間の管理岩崎 澄雄社長んだ。42歳のときに独立し、妻の実家のある福生へと移り住んで店舗を構えた。この道30年が過ぎた今。子どものころからものづくりが好きだった岩崎社長は、「同じものを作ることがあまりないから」と看板作りの楽しさを口にする。そして、「仕事で大事なのは、時間の管理。同じ時間でいかに形に表すことができるか」だと言い切り、還暦を過ぎてもなお、職人として、人目を引く看板づくりにまい進し続ける。看板職人になる前は、トラックの運転手や、スーパーの店長をした経験もあり、「飽きっぽい性格だからね」と笑う岩崎社長。30歳を過ぎたころ、調布市にある看板屋の門を叩いた。アルバイト感覚で始めた看板製作の仕事だったが、次第にのめり込み、その後10年間の修行を積会社データ事業所名/岩崎工芸(株)代表者名/岩崎澄雄住  所/福生市加美平1‐27‐9T E L/042‐530‐2342F A X/042‐530‐2343営業時間/午前9時~午後6時定休日/日曜、祝日事業内容/看板製作、施工岩崎工芸(株)8ビル、飲食店、商店などの屋内外広告、看板の製作・施工を行う岩崎工芸。岩崎澄雄社長が、平成2年に個人で起業したのがはじまり。LED看板、ネオン管、電飾、インクジェット出力とあらゆる看板製作の注文に対応し、人目を引くデザイン性にこだわった技術が自慢だ。客を呼びこむ役割も果たす飲食店などの商店看板では「きれいで庶民的で入りやすさが一番」と考える岩崎社長。「お寿司屋さんとかは、高級感を出したがるが、高く見えるとお客さんが尻込みしてしまう場合もある。お客さんの好みはもちろんだが、どう演出するかが技の見せどころ」と語る。街の景観にマッチする色見も大事だと職人としてのこだわりを忘れない。「デザインと価格で勝負している」。広告代理店や職人仲間の工務店などからの依頼が中心で、都心部での仕事が多いが、「頼まれれば何でも」と、関西方面からの受注も。三重県の銀行や、平成17年の愛知万博で使用された看板を手がけるなど、行動範囲も幅広い。現在は、息子の天伸(たかのぶ)さんと二人、精力的に仕事をこなす。個人の受注ももちろん可能で、「看板のことならお気軽にご相談を」と岩崎社長。MAP2福生エリア「インクジェット出力でシャッターにも描けます」